実は要注意!? 「リスクのある歯」 と 「対処法」

皆さんこんにちは!
周智郡森町 仲町歯科医院院長の義永です。
季節外れの暖かさから一転、
一気に冬の気候が近づいてまいりました。

地域や日によっては1日で寒暖差が10度以上
変わってしまうところもあるようです。
しかし、気温が10度も変わると、
血管の収縮により血圧が上昇してしまうこともあるので、
気温に合わせた服装で調節するなど、
日ごろから注意していきましょう!

こうした「何気ないと思っていること」でも、
「実はリスクになっていること」 は
皆さんのお口にも存在します。

そこで今回は 「見逃しがちな歯のリスク4つ」と
その「対処法」をご紹介していきます!

リスク1〈歯ぐきからの出血〉

歯ぐきからの出血は、
歯周病菌が繁殖したことによる炎症・・・
つまり、「歯周病の恐れ」 があります。
歯周病は、進行すると歯を支える骨が溶け、
いずれ歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。
早急に対処しましょう!

対処法

『沈黙の病」 ともいわれる歯周病は、
出血以外の自覚症状がほとんどありません。
自然治癒することはなく、
自身では治療できないため
出血が生じた場合は早めに受診して、
早期発見と治療に努めましょう!

リスク2 〈神経をとった〉

「歯の神経」 には感覚を伝えるだけではなく、
「栄養を運ぶ」 という大切な役割もあります。
治療や事故によって神経をとった歯は、
栄養が不足して、枯れ木のような状態になってしまうため、
健康な歯よりも注意深くケアしなくてはいけません。

対処法

神経がないことにより、
むし歯などになっても痛みを感じず、
気づくのが遅れてしまいがちになります。
定期的に検診を受け、
早期発見することが非常に重要です。

リスク3

「ブリッジ」はイラストのように
「健康な歯を土台に橋渡し (ブリッジ)」して、
失われた歯を補います。

浮いた部分にはプラークが溜まりやすく、
むし歯や歯周病のリスクが格段に高くなります。
また、土台となる歯には支える負担がかかるため、
折れてしまうリスクも・・・。

対処法

歯間ブラシを使って 「ブリッジの浮いたすき間」 を
毎日しっかり掃除しましょう!
また、定期検診を受けて、
土台となる歯の状態をチェックしてもらう
のがおすすめです。

リスク4 〈入れ歯を支える歯〉

種類にもよりますが、
入れ歯を使用する際は安定させるために、
「バネ」 と呼ばれる留め具を
残っている歯にかけて使用します。

しかし、それによって歯に負担がかかり、
歯の寿命が短くなってしまうのです。

さらに、入れ歯は形状が複雑なため、
ケアを怠るとすぐに細菌が増殖します。

細菌はむし歯や歯周病の原因となり、
残っている歯の寿命を確実に短くします。

対処法

まずは日ごろのケアをしっかりして
細菌を取り除くことが大切です。

また、入れ歯は使っているうちに
歪んだり、すり減ったりしてきます。

放置すると機能が不十分となるだけではなく、
残された歯にも負担がかかりやすくなるので、
歯医者で定期的に調整してもらいましょう!

いずれのケースも、
日ごろからご自身のお口をチェックし、
定期的に歯科に通うことで
リスクを最小限に抑えることができます!

もしも今回ご紹介した内容に
お心当たりがある場合は、
仲町歯科医院チームメンバーに
いつでもご相談ください。

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