こんなことまで全部見える!レントゲンでわかること 

こんにちは。
副院長の義永昌也です。

歯科医院でもよく使われているレントゲン。
その始まりは130年前、
1895年11月8日に
ドイツの物理学者、レントゲン博士が
X線を発見した日まで遡ります。

この日にちなんで、
11月8日は国際的にも 「レントゲンの日」
とされています。

このレントゲンが発明されたおかげで
見た目だけではわからない疾患も
見つけ出すことができるようになりました。

🦷隠れたむし歯も見逃さない!

レントゲンでは
筋肉などはX線がよく通るため
黒っぽく写り、
骨などの組織はX線が通りにくいため、
白っぽく写ります。
歯もX線が通りにくい組織であるため、
健康なら白っぽく写るはずですが、
むし歯になってしまった箇所は
歯が溶けてX線が通りやすくなっているため、
黒っぽく写るようになります。

これによって、
肉眼では見えないむし歯も
しっかりと見つけ出すことができます。

🦷歯周病や親知らずもチェック!

レントゲンはむし歯だけではなく、
歯周病の進行具合も
調べることができます。

歯周病は放っておくと
歯や歯を支えるあごの骨を溶かしてしまう
恐ろしい病気です。
レントゲンにはあごの骨も写るため、
骨の高さから歯周病の進行具合を
確認することができるのです。

他にも、
親知らずの生えている向きを確認して、
抜歯の計画を立てたり、
歯の根の先に膿が溜まっていないかを
確認したりするなど、
レントゲンはさまざまな診断で
活躍しています。

🦷被ばく量は最低限なのでご安心ください

実は、 私たちは常に放射線を浴びており、
年間で約 2.1ミリシーベルトの
被ばくをしています。

他にも、たとえば日本からヨーロッパへ
飛行機で一往復すると、
0.1~0.2 ミリシーベルトほど
被ばくすると言われています。

これに対して、
歯科医院にあるレントゲンによる被ばく量は
約 0.01~0.1ミリシーベルト程度であるため、
日常生活における被ばく量よりも低いことが
分かります。

疾患を早期発見する上で
レントゲンはとても有効な検査方法です。
みなさんの健康を第一に考え、
レントゲンが必要かどうかは
私たちが責任をもって判断していますので
安心して検査を受けていただければ
と思います。

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