皆さんこんにちは!周智郡森町‧仲町⻭科医院院⻑の義永です。
今⽇は、私のプライベートな「⼀⽣の趣味」である読書をテーマに、少しお話ししてみたいと思います。
始まりは、1匹の狼から
私は1957年⽣まれです。
皆さんは、幼少期に⾃分を形作った⼀冊を覚えていますか?
私にとってそれは、ディズニー映画にもなった『狼王ロボ』でした。
1963年、映画館の⼤きなスクリーンで⾒たロボの気⾼い姿に圧倒され、買ってもらったジュビナイル(児童向け)本を夢中でなぞりながら、私は字を覚えました。
指で⽂字を追い、物語の世界が頭の中に広がっていくあの感覚。
それが、私の「学び」と「好奇⼼」の原点だったように思います。
デジタルが変えた「読書の⾃由」
それから数⼗年が経ち、私の読書スタイルは劇的に進化しました。
今はもっぱらKindle(電⼦書籍)が中⼼です。
初代モデルから使い続けていますが、最新のものは防⽔機能が素晴らしいですね。

⼀⽇の診療を終え、お⾵呂に浸かりながらゆったりとページをめくる時間は、何よりのリフレッシュになっています。
「電⼦書籍は味気ない」と思われるかもしれませんが、実はデジタルだからこそできる「新しい没⼊体験」があるんです。
現代流「五感で楽しむ」読書法
最近の私のお気に⼊りは、マイクル‧コナリーの『ハリー‧ボッシュ』シリーズ。
ロサンゼルスを舞台にした刑事物語ですが、単に⽂字を読むだけでは終わりません。
バーチャル聖地巡礼: 舞台となるLAのレストランやショッピングモールをGoogle マップで検索し、ストリートビューで「ボッシュが⾒ている景⾊」を横に並べて確認します。
ジャズのBGM: 主⼈公が愛聴する古いジャズをYouTube Musicで流せば、⼀瞬にしてLAの夜に変わります。
翻訳の相棒: 難しい⾔い回しがあっても、AI(Gemini)に聞けば即座に背景まで解説してくれます。
こうして「読む‧⾒る‧聴く」を掛け合わせることで、読書は単なる情報のインプットではなく、最⾼に贅沢な「脳内旅⾏」へと昇華されるのです。
「物語」がくれる⼼の健康
物語の中で、主⼈公のボッシュが娘のマディと不器⽤ながらも⼼を通わせていく姿には、同じ⽗親として、そして専⾨職を継ぐ⼦供を持つ⾝として、深く共感せずにはいられません。
本を読むことは、他⼈の⼈⽣を疑似体験し、⾃分の⽇常を客観的に⾒つめ直す鏡のようなものです。
当院では患者さんの「噛む⼒」を通じて全⾝の健康を⽀えていますが、読書は「感じる⼒」を通じて⼼の健康(ウェルビーイング)を⽀えてくれると確信しています。
皆さんの「⼈⽣の⼀冊」や、おすすめの読書法があれば、ぜひ診療室でこっそり教えてください。
⻭の健康はもちろん、皆さんの毎⽇がより豊かな物語で彩られるよう、これからも応援しております。














